朝から皆、気合が入っていた。けが人も無く、体調は万全!優勝する夢を見た選手もちらほら。朝から行けそうな予感を感じていた。
Umbro杯
●準決勝(15-5-5)
vs 西陣中央SS
1-0(1-0、0-0) しんゆう→こうき
チームとして本当に心が1つになったと感じた試合。
勝つために何をすればよいのか、各々が考え、伝え合い、動けた試合。本遠征のベストゲーム。素晴らしかった。
●決勝(20-5-20 フルコート11人制)
vs 大塚SC
3-1(1-1、2-0) しんゆう、しんゆう→かい、かい
きよま、はるきが来てくれて、なんとか11人そろっての試合。(ご父兄様、田中コーチありがとうございました。)
未知のフルコート11人制、メインスタンドから注目を浴びながらの試合。初めてづくしで緊張しているかと思ったけれど、緊張していたのは私だけでした。
相手のストロングである、足の早い選手のドリブルによるサイド攻撃に必死に食らいつき、止め続けてくれた守備陣がすばらしい!
苦しい戦いの中、本当に大切な攻撃チャンスを こうき、かいがからみ、カウンターでしんゆうが抜け出す!初日に同様のシーンがあったが、外し、敗戦。泣いていたところを皆に慰められていたが、今回は決め切り先制!しかし喜びは束の間、前半終了間際にロングーシュートが入り、同点に・・・
しかし気持ちは折れない、声も出ている!後半もサイドを中心に相手の攻撃は激しかったが、高い集中力で守りきる。
そんな中でチャンスが! しんゆうのスルーパスにかいがどんぴしゃで飛び出す!相手GKも反応良く飛出すが、かいが意地で決め切り勝ち越し!
相手も諦めない!サイドから大きなクロスが上がり、決定機を作られるがシュートが外れた。早く追加点がほしい。
フルコートで終盤、体力的に一番辛い時間帯。かいは執拗にボールを前で追い続けていた。相手GKとCBの間にこぼれたルーズボール、普通なら間に合わない、諦めたくなる距離感だったが、かい全力疾走!これが実る!3点目!
時間帯的にもこの1点は決定的!しばらくして終了のホイッスル!この時の皆の笑顔が忘れられない!
皆で勝ち取った Umbro杯 優勝!!!おめでとう!!!
京都暁フットボールクラブ少年団さん素晴らしい大会に呼んでいただきありがとうございました。
佐藤さん、ご支援ありがとうございました。大変助かりました。
今年の夏はこの子達にとって忘れられないものになったと感じています。3日間ではありますが、本当に強い絆が生まれた遠征になったとも感じております。
これからも、自分を信じ努力をし、楽しい仲間と全員サッカー!
■寸評
1:ちひろ
皆から言われている「鉄のメンタル」めげる訳ではないけれど、それを見せないと私は見てる。GKは良いプレーをしても、ミスをすると帳消しとなる難しいポジション。仲間に恵まれているから続けられるんだと思う。帰りのバスでは、「我、神なり」的にみんなの中心となり騒いでいたのは驚き!
77:こうき
運動量が少なく、守備に参加することがなかったが、今大会ではDFラインまで下がり、守備をすることも多かった。チームメイトへの思いが感じられて嬉しい。そういった気持ちは攻撃面にも現れ、ボールロスト率が劇的に下がり、チームとして攻撃する時間の増加につながった。前でも中でもできるプレースタイルは、どこでやらせるのか、嬉しい悩みになりそう。
85:しんゆう
キャンプテンとして、ゲーム、プライベートの両方をよく纏めてくれた。声が枯れるまで声出ししてたね。
87:しゅうま
もともとクレーバーな選手で、大声を出したり、相手選手に体を当てるようなプレーはしなかったが、今大会では声を出し続け、身を呈して守備をしてくれた。最終戦では相手のストロングである足の速い選手に仕事をさせなかったおかげで勝利することができた。副キャプテンとして、損な役回りも多いだろうが、愚痴を言わないできるやつである。(出世するタイプだね)
88:しゅうや
初めて出会った3年前から信じられないほど上達し、強くなった。キャプテンより偉そうにしてる。今大会、しゅうま、こうし、しゅうやの3バックはとても安定し、接戦を確実にものにできた。1得点しか上げられなかったが、シュートチャンスは結構あった。位置取りだったり、あとちょっとの工夫だったね。
91:こたろう
最終戦では、CBとして身を挺して守備をしてくれた優勝立役者の一人。過去ミスキックが多かったが、最終戦では右でも左でもきれいなクリアーをたくさんしてくれた。他試合でもきれいなクロスを上げてたので、上達したね。また、いつも荷物運びや、片づけを率先してやってくれる優しい心の持ち主。(モテるタイプだね)
92:こうしろう
今大会に限らず、守備の大黒柱。みんなからの信頼も厚く、指示出しもよい。特にどんな失点であっても「しゃーない!取り返そう!」は秀逸!誰も仲間批判を言わなくなった。
99:かい
以前はオフサイドが多かったが、今大会では全く無く、それでいて飛出さ無いわけでもない。FWとして一つ壁を越えてくれた。これからもっと息が合ってくることを考えるとわくわくする。何が何でもゴールを奪うという強い思いが感じられるプレーもFWらしくて良い。
80:ふうが
前回のブログにも書いたが、今大会も高いパフォーマンスを見せてくれた。1学年下ということもあり、性格的に皆に気を遣っちゃうのが惜しい。試しに「おい!こうしろう!」って言ってとお願いしたが、頑なに拒否された(笑)
75:りくと
ボールコントロールがうまく、トラップする際の体の入れ方が良いから、1学年下であっても、受けてターンしてドリブル迄がスムーズに行える。ドリブルする方向はよいから、ドリブルした後、何をするかを考えると面白くなる。
ちなみに「おい!こうしろう!」って、言ってとお願いする前に言ってた。
【16:はるき】
コーチの話をしっかり聞いて、それを実行しようとしていることが感じられて、嬉しい。序盤は気を遣ってかボールにあまり触れなかったが、後半は縦パスを出したり、はるきらしいプレーが見れ、良かった。
【98:きよま】
前よりコーチの話がしっかり聞けるようになってた。序盤は指示が難しかったか精細を欠いていたが、後半はシンプルな約束事にしたら、相手DF引きずりながら、サイドを40mくらいドリブルしてたのは驚き!